読書感想文の書き方 書き出しやコツ あらすじの割合とお薦め本は?

最終更新日:2015/05/19

夏休みの宿題につきものの読書感想文。

なんでこんな面倒くさい宿題がでるのか。
本の感想を書いたところで、何の勉強になるんだ。

そう思われるかもしれません。
私も思っていました。
本を読むのは好きでしたが、どうして感想を人に言わなくちゃいけないんだと。(笑)

しかし読書感想文を書く事は、自分の思ったことを相手に伝えるための練習と言う意味で、とても大切なことです。

大人になると「如何に相手に上手に自分の考えを伝えるか。」とういう場面は意外に多く、大部分の方は上手く伝わらない事に大変苦しむ事になります。

そうならないためにも、今のうちにきちんとした読書感想文を書いて、自分の考えを上手く相手に伝える文章力・構成力・語彙力を勉強してくださいね。

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読書感想文の書き方 書き出しは?コツはあるの?

その本の内容でも良いですが、自分の経験から感想を総括するとすんなり書き始める事ができます。

「私は昔○○は△△だと聞いた。しかしこの本は違っていて…」
とか、
「私はこの本の題名を見た瞬間、○○なんだろうな。と想像したが、読んでみて、その想像が全くの間違いだった事に気が付いた」
など。

感想の「まとめ」の部分から入って、それは何故そう思ったのか。どこでそう感じたのか。などを書いて行くと書き出しとして自然に読み始めることが出来ます。


書き方のコツは、自分がその本の世界観の中に入ってみる事です。

読んでいる間は、感想文を意識しないで読み切ってください。

そうして読んだ後に、まず自分が思い浮かべるその本の場面・文章などを思い返して、書き出してみましょう。
その辺りが自分にとって一番感銘をうけた所になります。

そこを再度読み直し、何故自分の印象に残ったのか。どんな文章に惹かれたのかを書きだします。

そこから自分だったら、この場面でどういう行動をとるか。
その自分がとるだろう行動と物語の主人公の行動を比べて、違ったこと、同じだったことなどに対して思ったことを書いてみると、文章に独創性と拡がりが出てきます。


主人公と同じ目線か、またはその傍らに立って主人公の経験を追体験してみる。
その時に感じた事や、考えた事を文章にしてみる。
それが大事です。

例えば夜の街を主人公が歩いていたら、自分も一緒に歩いてみる。(※頭の中で)

「道の曲がり角から何かが出て来そうな雰囲気にハラハラした。」
「まさか、あの店からあんなものが出てくるなんて」
「主人公は、あそこで絡まれたときに何故逃げなかったのか。僕なら絶対に逃げていた。何故なら僕は~」

など、その世界に入る事で思える事はいろいろあるはず。
あとはそれを文章にしてゆくだけで良いのです。

それが、あなたの「読書感想」ですので、その内容を繋ぎ合わせて読み手に伝わるような文章を作ってください。



読書感想文の作り方 あらすじの割合は?

あらすじで行数を稼ぐテは、テッパン過ぎて手抜きが一目瞭然です。

もともと、読書感想文は「感想」を書くのであって、その本の「説明」を書く必要はないのです。

それでも、どうしても原稿用紙の規定枚数が埋まらない場合の最終手段として用いるのなら、多くても400字詰めの原稿用紙で3~5行程度の割合に抑え、簡潔にまとめるようにして下さい。

どっちにしても、感想を書く際に大まかな状況を書く方が多いでしょうから必要ないと私は思います。

また、よく商業用の文庫の背表紙にあるような「その時○○(主人公)はどうしたのか!」のような書かれ方があらすじだと思っている方もいるようですが、あれは商業用に作られた、煽るための技法です。

本を売る必要のない読書感想文では、時代背景と登場人物(主人公)が簡潔にわかればいいです。

特に、何かのコンクールに出したいなどを考えている場合は、あらすじは絶対に入れないで下さい。
一生懸命書いていても、手抜きのように見えて心証を悪くします。

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読書感想文 おすすめ本の探し方

読書感想文で一番大変な部分は「本を読むこと」だと思います。
普段本を読まない方には、それこそ苦行に等しい宿題ではないでしょうか。

しかし、考えてみてください。

あなたはゲームをしますか?

漫画は読みますか?

ドラマは観ますか?

恋愛はしましたか?(片思いでも可)

上記のどれか1つにでも当てはまるのなら大丈夫です。

ゲームにも漫画にもドラマにも…恋愛にも、必ずストーリー(物語や設定)があります。


つまり、あなたは 物語を楽しむ力 を持っているのです。

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あと必要な要素は、文章を読み込む根気と、文章を頭の中で映像化できる想像力でしょうか。

こちらは残念ながら一朝一夕では出来ませんが、選ぶ本によってはこれらの問題も解決できるでしょう。


要は、自分が夢中になって読める「好みの本」を見つける事です。


と言っても、人によって好みも様々で、一概に「コレが良い!」と薦められないのですが。

そこで、私が本を選ぶ時のコツを少しお教えしたいと思います。

まず本屋に行き、店内を本の背表紙(タイトル)を眺めながらぶらぶらと歩きます。

その中に 少しでも興味のひかれたタイトルの物があれば手に取り、帯があれば帯を。裏表紙にあらすじがあればあらすじを読みます。 
※あらすじは、本の見返しにある場合もありますので、探してみましょう。

そして、その内容に魅かれた本をいくつか選びます。


この方法、実は最初のうちは当たり外れが大きいです。(笑)

しかし、繰り返すうちに「自分」の好みがわかってくるようになり、本屋に行ってもすぐ自分の好みの本が見つかるようになってきます。


自分の好みにぴったりと合った本に出会った時の読後感は、本当に幸せな気分に浸れます。

本に興味の無い方にこそ、試して頂きたい方法です。



まとめ

いろいろ書いてきましたが、それでもやっぱり「本を読む」こと自体が苦痛だという方はいらっしゃるでしょう。

そんな方に私がおススメするのはズバリ、短編集になります。

何が良いのかわからない場合は、入ってすぐ目についたものを手に取り、パラパラと読んでみましょう。(立ち読みなので、コッソリと。)

短編は、短いお話の中にその作者独特の文体や間がよく表れているので、さらっと読んだだけで読みやすいか読みにくいかの判断がしやすいです。

運良く自分に合ったものが見つかったりすると、夢中になって読みふけってしまいますよ。

ここを読んだ皆さんが、夢中で読める。そんな一冊に出会える事を祈っております。

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