非常食の選び方 美味しい食べ方と必要な期間は?レトルトや缶詰が便利?

最終更新日:2015/06/09

災害時に必要な非常食。
食べる物もない非常時に、美味しいも不味いもないだろうという意見も一理あります。

しかし、非常時だからこそ食べられるものなら、なるべく「美味しい物」を食べたいと思うのは当然だと思います。

では、非常食で美味しい物とは、どんな物なのでしょうか。

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災害時の非常食 美味しく食べるための準備とは?

非常食の備蓄は、昔は賞味期限が切れるまで非常用に保管しておくことを目的に購入される場合がほとんどでした。

しかし最近では、普段から保存食になりうる缶詰や、備蓄米などを定期的に食べては買い足し、買い足しては食べてと循環しながら保存するのが望ましいとされています。

このように普段から非常食を食べる習慣をつけておけば、いざ何かあった時でも抵抗やストレスをさほど感じることなく食べることが出来るそうです。


一般的に非常食は、ライフライン(電気・ガス・水道)が使用できない状況下でも食べられるものとして考えられている物が多いです。

そのため冷たいままでも食べられる、常温でも食べられるのですが、美味しく食べるにはやはり温める事をおススメします。

味覚は、冷たい時より温かい時の方がより敏感に感じることが出来ます。
同じものを食べたとしても、温かいだけで美味しさは増すのです。


しかし、非常時にはその「温める」という事がとても難しくなります。

基本、瓦礫があればかまどは作れます。
ですので、非常用に火の元(ライターやマッチ、固形燃料など)を用意しておくと役に立ちます。

カセットボンベも便利ですが、災害時に散らばる瓦礫や崩れた壁などで破裂する危険性があります。
保管には頑丈な倉庫に入れておくなどして、十分注意しましょう。

また、災害時すぐに火が使えない場合でも水を注ぐだけで発熱し、缶詰やご飯、レトルトパックなどを温めることが出来る「モーリアンヒートパック」(商品名)という便利な袋も発売されています。

いくつか保管しておくと災害時にもすぐに暖かい物が食べられて便利です。



災害時の非常食 美味しいおススメ非常食とは?

先述しました通り、非常食を美味しく食べるためには、

① 賞味期限の長い非常食よりも、レトルトやインスタント、缶詰などのストックを多く持ち、こまめに買い換える。
② 温かいものを食べられるよう、火の元を確保しておく。

以上の事が重要となります。

では次に、実際には何が「美味しい非常食」と言えるのでしょうか?


お米はありがたいですね。
普段食べなくても、災害時などでお米が出てくるとホッとします。

今は「アルファ化米」という、お湯または水を入れるだけで食べられるお米が出ています。

他にも備蓄米は、無洗米を置いておくようにしましょう。
災害時は必ず飲食できる綺麗な水が不足します。

お米も、出来るだけ洗わないで済むようなものを用意しておきましょう。
  ⇒サイト内記事「少量の水でもご飯が炊ける方法とラップの活用法


レトルトのカレーなども、お湯さえ沸かせれば使えますので多めに備蓄しておくと便利です。
温める際は、温めるだけなので飲み水でなく、川の水などでも大丈夫。
ジッパー付の耐熱袋に入れて炊けば、水の汚れは気になりません。


味噌は、もともと保存食です。
災害直後の炊き出しなどでも、冷蔵庫の中にある野菜を適当に入れることで温かい味噌汁を飲むことが出来ます。


各種缶詰は、非常食としてとても重宝します。
ツナ缶、焼き鳥、サバの味噌煮…
日本の缶詰は、肉、野菜、魚など様々な食材が使われていて、味付けも良く、こだわっています。

また、そのまま温める事も可能(フタは開けて下さい)なので、火の元さえ確保できれば温かいものを簡単に食べる事ができます。

もちろん、缶切りの要らないタイプを買うようにして下さいね。


お菓子類は高カロリーで美味しいです。

東日本大震災の際も、家にあったお菓子で凌いだ例を多く聞きます。
特に子供さんが居るようなお家では、子供さんが安心するためにも備蓄する事をおススメします。

防災用に保存期間の長いお菓子もいろいろ出ています。
普段お菓子を食べられない方も、少し備蓄するようにしておいてはいかがでしょうか?

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また、非常食は最低7日分、家族が食べていける量を備蓄するのが理想とされていますが、普段から冷蔵庫に食材を置かれているような場合は停電した時には保存のきかない、冷蔵庫の中の食材から食べてゆくことになります。

ですので、実質4日程度の備蓄があれば、冷蔵庫の食材と合わせて7日をカバー出来るだろうとされています。

しかし思った以上に援助に時間が掛かった場合も考えて、カンパンなどの「本当の非常食」を用意しておく事も考える必要があります。



災害時の非常食 飲み水の確保とライフライン

飲み水は、食べ物よりも大事です。
普段は水道水しか飲まれない方でも、最低限1人につき1箱分の備蓄はしておいた方が良いでしょう。

500mlペットボトルに移して水筒代わりに持ち歩いたりして、定期的に消費し、また買い足してを繰り返しながら、常に新しいものを1箱は置いておくようにしましょう。

災害にあった時に断絶されるライフラインには、実はタイムラグがあります。

まずはガスです。
これは、震度感知の安全装置が働くためです。
続いて電気、そして水道となります。

ガスと電気はさほど時間差なく、すぐにストップします。

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水道は、ストップしても水道管に残された物が使えますので、止まるまでに少し時間があります。
(※地震などにより水道管が破損した場合はこの限りではありません)

この事から、災害が起こった時にはすぐにお風呂に水をためるようにしましょう。
非常用にポリタンクなどをいつくか用意しておくとさらに便利です。

また、災害後はすぐ電気のブレーカーを落として下さい。
復旧時に、災害前に使われていた電気機器から火災が発生する事があります。

最近では、地震発生時に自動で落ちるタイプのブレーカーも出ています。
詳しく知りたい方は、各電力会社までお問い合わせください。



まとめ

災害時に一番美味しく感じられるものは、普段と変わりない食事です。

いつも通りに食べることが出来ると感じられるだけで人は安心し、味覚も正常に働いてくれます。
不安なままではどんなに美味しい物でも美味しく感じられなくなります。

思った以上に長引いてしまった時のために、賞味期限の長い非常食を準備しておく事も大事ですが、普段から食べている食品の備蓄と消費を循環させる事も考えて保存するようにしましょう。

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