慢性腰痛の対処法 原因は意外な場所に?改善までの3ステップ!

最終更新日:2016/10/03

椎間板ヘルニアや、ぎっくり腰などが引き起こす、3カ月以上長引く慢性的な腰痛。

手術をしたのに痛みが取れない。
レントゲンでは異常はなく、原因がわからない。

そんな腰痛、実は意外なところに原因と改善策があったんです。

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慢性的な腰痛の原因は脳にあった?不安や恐怖が痛みを作る!

通常、ヘルニアやぎっくり腰は、放っておいても3カ月程度で自然に治まると言われています。

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しかし、

もう何年も腰痛が治らない。
レントゲン画像を見ても、腰に異常はないと言われた。

など、原因であったはずのヘルニアやぎっくり腰が治った後も腰痛が長引いてしまうケースは少なくありません。

そんな、原因不明の慢性的な腰痛の原因、「脳」にあるかもしれません。

脳のMRI画像を撮ってもらうと、上記のような原因不明の慢性腰痛に悩まされている方々の多くに、共通の現象が確認されました。

前頭野にある「DLPFC(Dorsolateral prefrontal cortex-背外側前頭前野)」の衰えです。

この「DLPFC」は、腰の痛みを感じて興奮する脳を抑えてくれる働きがあります。

これが衰えると、腰が治っても頭が興奮を抑えられずいつまでも痛みが治まらない事になります。


では、なぜ「DLPFC」が衰えてしまうのか。


それはヘルニアやぎっくり腰などで引き起こされた腰痛の経験が、忘れられない恐怖として脳に多大なストレスを与えてしまうためだと考えられます。


つまり、原因不明の腰痛の多くは「過去の腰の痛みを忘れられず、脳が、この動きをしたら腰が痛むはず」との恐怖や不安が思い込みを生み出しているためだと考えられるのです。

原因のない長引く腰痛は一度、脳を検査してもらっても良いかと思います。

ひょっとしたら、この「DLPFC」が萎縮してしまっているかもしれません。



慢性腰痛の対処法 改善策までの3ステップ

2015年7月に放送されました『NHKスペシャル 腰痛・治療革命~見えてきた痛みのメカニズム~』で紹介されました、3つの方法です。

≪注意!≫
医師により運動が制限されていたり、動かしてみて痛みやしびれがお尻からひざ下まで広がるような方は、専門医による治療が必要な可能性があります。
以下の対処法を始められる前に、必ず事前に医師に確認しておく事を強くおススメします。


 ステップ① まずは思い込みを解消しよう! 

番組では様々な腰痛の専門家からコメントを頂き、その映像を何度も見て頂く事によって「自分の腰は痛くないんだ」と理解してもらう試みをしていました。

NHK映像はコチラ ↓ ↓
http://www.nhk.or.jp/kenko/nspyotsu/a01.html

繰り返し専門家に「問題ない」と言ってもらうだけで、実験頂いた3割強の方が、腰痛の改善を実感したそうです。




 ステップ② 腰を動かしてみて、痛くない事を実感させる 

映像を見せられただけでは信じられない…。

そんな方は、実際に腰を動かす運動をしましょう。

「ステップ①」の映像を見た後、実際にこの運動をしてみると、意外なほど痛くないと感じる事が出来ます。(※個人差があります)

まず、足を肩幅よりやや広めに開きます。

次に、腰の裏側、お尻の上部辺りに指が下向きになるよう両手を添えて、息を吐きながら、骨盤を押し出す気持ちで腰を後ろに反らします。

1回3秒ほどその姿勢を維持

これを1日、定期的に繰り返して下さい。

最初は、思い込みから腰が痛くて不安になると思いますが、2週間ほどで痛みも改善されてきます。

※反り返った時に腰からヒザにかけてしびれを感じた場合、また運動後に痛みがひどくなる場合は、直ちに運動を止め、医師に相談して下さい。


NHK映像はコチラ ↓ ↓
http://www.nhk.or.jp/kenko/nspyotsu/a02.html

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最後の砦は「認知行動療法」 日記をつけてみよう!

ステップ①と②を行った結果、半数以上の方に腰痛の改善がみられました。

しかし、それでもやはり改善が見られなかった方もいらっしゃいました。

そんな方々の最後の砦として紹介されていたのが、


 ステップ③ 認知行動療法 

「認知行動療法」とは、うつ病などに有効な治療法として知られており、医師に相談しながらゆっくりと考え方を変えてゆくことで、患者さん本人の行動を変えてゆく治療法です。

具体的に言うと、ステップ②で紹介したストレッチを毎日やらなければいけないという事がストレスになっている患者さんに、「無理して毎日しなくてもいいよ」と指導を行う事によりストレスを軽減させて、思い込みをやストレスを解消させてゆく方法です。

「腰痛があるから動けない」という思い込みを「動かしていたら痛みは改善される」という考え方へと導いて行くという事ですね。

医師のカウンセリングを主にして、運動の指導をしてゆくことで、ゆっくりとではありますが患者さん本人の考え方やストレスを改善させてゆきます。

この方法で衰えたDLPFCの改善がみられるというデータもあり、現在注目され始めています。

実は、日本でも推奨されているのですが、いまだ保険適用外とされているため実施する医療機関は少なく、いまいち拡がりを見せていません。

検索しても病院が見つからないという方は、とりあえず日記をつけてみてはいかがでしょうか?

日記と言っても、主に自分の1日の行動を記録する「行動日記」です。

今日1日、自分はこう思ってこんな行動をとった。とか、こんな行動をしてみてこう思った。とか、自らの行動を記録し、何が自分にとってストレスとなるのかを客観的に振り返ってみる日記です。

例えば、「遊びに誘われたけど、腰痛で運動が出来ないので断った」という行動に対して、腰痛にままならない自分や、断ったことに対して相手が気分を害したのではないかなどがストレスになっている事を理解します。

次いで、そのストレスに対した友人にアドバイスする第三者のつもりで、

「それくらいの運動で腰痛が悪化するとは思えない」とか「あとでもう一度謝って、自分の腰痛を理解してもらえばいいよ」などの改善策を考えてみます。


改善策はある。

そう気付くだけで、意外と人は楽になれるものなのです。



まとめ

色々と書いてきましたが、まずは病院へ行き自分の腰痛に原因があるかどうかを確認してください。

そこから、医師と相談して解決策を探って行けばいいのです。

ここで大切なのは、自分をあまり追い詰めない事。


最後になりますが、言わせてください。

「あなたの腰はもう治っています!」

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