正月飾りの時期はいつから何を飾る?種類と飾り方や場所を紹介

最終更新日:2016/11/24

お正月飾りとは旧年の年神様に感謝しつつ、新しい年神様をお迎えするための習わしです。

新しい年を心機一転迎えようと張り切ってみたものの…いつ頃から飾ればいいのか、何を用意すればいいのか、どこに飾るのが良いのか…など、迷いは尽きません。

そんなお正月のお飾り。

その様式は地方によって様々なのですが、今回は一般的なことがらについてお話しさせて頂きます。

スポンサードリンク



正月飾りの時期 いつから飾る?

お正月のお飾りを31日に飾るのは「一夜飾り」と言って、慌てて準備したようで年神様に失礼とされています。

また、29日は「苦立て」に通じるという事であまり縁起が良くないとされ、こちらも避ける方がいいとされています。


そして、昨今はクリスマスという行事もある事から、正月飾りを始める時期はだいたい26日以降28日、もしくは30日が良いというのが一般的です。


もちろん、29日を29(フク=福)に通ずるとして、縁起の良い日だとする地域もありますので一概には言えませんが、お飾りの準備は28日までに済ませておいた方が良いと思います。

万が一遅れた場合はでも、30日までには飾るようにしましょう。



正月飾りの種類は何がある?飾り方は?

  門松(かどまつ)  

扇子単体_赤CS4
年神様をお迎えする目印です。

門松は、その名の通り門に松を飾っていたのが始まりです。
松は一年中枯れない永遠を象徴する気で、魔を祓う神聖な神の依代とされています。

これに、まっすぐ上に伸びる強い生命力の「竹」と、春の象徴で新しい年を表現する「梅」を入れ、松竹梅で飾るのが一般的です。

これにアレンジとして、南天や葉牡丹などが飾られる事もあります。

しかし門松の主役は「松」ですので、マンションなどで大きな門松を置けない場合などは、門扉に松の枝を一振り飾るだけでも年神様には十分伝わりますのでご安心ください。

また、昔から絵は魂を宿し、現物の代わりをすると考えられていたので、絵に描いた門松を門に貼り付けるだけでも十分門松の役割は果たします。

そして、これは決まりではありませんが、門松は門の左右両側に据え置くようにしましょう。

雄松と雌松の左右一対が正しい飾り方です。
(※時代によっては片方のみだった場合もあり、地域によって風習が異なる場合があります。)


≪注意!≫
大きな門松を購入する際は、その処分(解体やお焚きあげ等)も頼めるのかを確認してから購入する事をおススメします。

これが意外と、手間になる事が多いです。
※処分方法については、サイト内記事「正月飾りはいつまで飾る?大きな門松の処分方法」を参照ください。




  鏡餅(かがみもち)  

基本 CMYK
神様へのお供えです。
昨年の豊作に感謝し、今年の豊作を祈る意味で飾られます。

場所は、家の中で一番格式の高い場所、床の間や神棚などに飾りましょう。


餅を平丸の形に整えるのは、三種の神器である「鏡」を表していると同時に、太陽(陽)と月(陰)を2つ重ねる事で安定して年を重ねるという意味を持ちます。

その上の橙(だいだい)は「三種の神器の一つ「勾玉(まがたま)」を表し、「代々栄える」と言う意味を持ちます。

干し柿は「剣(つるぎ)」を表していて、「子孫繁栄」や「家内円満」を意味するとされます。


神様への捧げものとして「三種の神器」を模している訳ですね。

他にも、昆布で「慶ぶ」、ゆずり葉で「一族の繁栄」やウラジロで「清廉潔白」を表わしていると言われます。




  注連飾り(しめかざり)  

simekazari1
神様の領域を表す結界の意味があります。
不浄のものや厄災などが入れない、この先は神の領域であることを示すものです。

また、きちんとお清めをしていますと年神様にアピールする物でもあります。(笑)


注連飾りには豊作を表す稲ワラを使います。

この注連飾りは、玄関の他に神棚や台所(お札を貼っている場合がある)など、神様が居られる場所にはすべて飾ります。

そして神様へのお供えである鏡餅も一緒に供えるようにしましょう。


余談ですが、私は玄関先に稲ワラの注連飾りを飾った時に、ついていたお米をスズメに全てつつかれた事があります。(笑)
新年そうそう玄関の掃除に追われ大変でしたが、スズメへのお年玉だと思うと微笑ましい気持ちになれました。
良い年初めの思い出です。(^^)

スポンサードリンク



正月飾りはどこに飾ればいい?

重複になってしまいますが、場所についてまとめてみますね。


「門松」は、玄関外か門扉の外に飾ります。

敷地の境界に飾るのが良いのですが、最近ではドアを開けたらすぐ車道だったり、マンションなどでも共通の通路だったりして邪魔になる場合があります。

その場合は敷地内で一番、外との境界に近い場所に飾れば大丈夫です。
略式にして玄関の壁に貼り付けるものでもOK。

もちろん年神様によく見える家の外側に飾ってくださいね。




「鏡餅」は、家で一番格式の高い所
そして、神様の居られる場所すべてに飾ります。

神様のお供えなので、ここは年神様や家神様などの区別なしに供えましょう。

最近は、床の間などに大きな物を一つまとめて飾っておく事が多いようですので、すべての場所に飾らなくても良いという風に変わりつつあります。


床の間や神棚がお家にない場合は、人の集まる居間の上座(かみざ)や、台所などでも大丈夫です。




「注連飾り」は、玄関ドアの上部に飾ります。

ここから先は神様のために清めているので、不浄なものは入らないようにという意味が込められていますので、必ず玄関にはひとつ飾っておきましょう。


他にも、神様の居らっしゃる神棚や台所、あとトイレなどにも略式の輪飾りなどを飾る場合もあります。



まとめ

お正月の様式や習慣は、地方によって本当に様々です。

農村部や、武家地方(首都圏)、公家地方(京都)や商人の地域(関西)などでも神様に対する考え方や望みが違っていたので、当然と言えば当然ですよね。

しかし、それでも共通するのは、きちんとお家を掃除(清めて)からお飾りをして新しい年(年神様)を迎えるという事です。


そこさえ押さえておけば、あまり格式にはこだわる必要はなく、周りに合わせておくのが良いと思いますよ。

では、今年の憂いは今年の内に祓い、良いお年をお迎えください。


※正月飾りをいつまで飾れば良いのかは、サイト内記事「正月飾りはいつまで飾る?」を参照ください。

スポンサードリンク

シェアありがとうございます

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket

error: Content is protected !!
PAGE TOP ↑