台風など災害で窓ガラスが割れた場合の対処法 保険で補償できる?

最終更新日:2016/07/29

近年激しさを増す台風被害。

対策をしていても防ぎきれない場合もあります。


もし、万が一、家の窓ガラスが割れてしまったらどうする?


激しく揺れる窓ガラスを見てそんな不安に駆られた方に、台風によって窓ガラスが割れてしまった際の対処法や、修理の際の補償についてお話しします。

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台風などの災害で窓ガラスが割れた時の対処法

台風などで窓ガラスが割れてしまったら・・・

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まず床に散乱したガラスでケガをしまうように、スリッパや靴などを履いて足元を守りましょう。

それからブルーシートがあればブルーシートで窓をふさぎます。


台風の強風は部屋に吹き込むと床下から天井まで、引っ掻きまわすように吹き荒れますので、まずは風が入ってこないように防ぐことが大切です。


風の勢いが弱く、煽られなければきちんと雨風をふさぐように内壁に貼り付けます。

しかし、風が強いようならシートが強風に煽られて剥がれてしまいますので、細かい穴を開けましょう。
(大きく開けてしまうと、そこから破れてきてしまうので、小さい穴を開けます)

ブルーシートが無ければ少し弱くなりますが、レジャーシートや段ボールでもOKです。

その際、段ボールを使用すると雨濡れでふやけてしまいますので、ゴミ袋などを被せる等して補強しておくと良いでしょう。


それからカーテンがあればカーテンを閉め、あわせ部分をピンやクリップなどで留めて塞ぎます。

風の侵入を塞ぐことが出来たら次は部屋の中を片付けますが、とりあえず防犯上盗られて困る貴重品や、水に濡れると困る機器類や紙類などを無事な部屋に避難させましょう。

また、余裕があれば、この時の状況を日付入りで写真に収めておくと良いでしょう。



あとは飛び散ったガラスや、泥などを掃除して取りあえずひと段落です。

この時、ガラスの修理業者へ連絡を入れるのですが、その前に連絡を入れておくと良い所があります。

 賃貸の場合 … 大家さんか、管理会社へ。
 戸建の場合 … 保険会社へ
 分譲マンションの場合 … 管理会社か保険会社へ

詳しくは次で紹介します。



台風で窓ガラスが割れた時は保険が使える場合があります

台風などの天災による窓ガラスの破損でも、一般には家を購入の際に入る火災保険の対象となります。

ただし、加入した火災保険の補償内容に『風災、雹(ひょう)災、雪災の補償』がある場合に限ります。
※賃貸の場合は賃貸契約の内容により異なる場合があります。



台風は、このうちの『風災』にあたります。

 ※台風による床上浸水は『水災』の補償となりますので、こちらの補償に入っておく必要があります。


自然災害による補償は、基本補償内容に含まれている事が多いのですが、保険によっては補償内容を選んで入る事で保険料を安く出来たりするタイプもありますので、一度ご加入の火災保険の内容を確認してみて下さい。

※地震による窓ガラスの破損は地震保険の対象で、通常の火災保険では補償の対象外となります。


 窓ガラスの被害を保険請求する際は免責金額に注目! 

台風により割れた窓ガラスが保険請求できることはわかりましたが、その際にネックとなるのが免責金額です。

保険によっては、20万円程度(金額は保険により異なります)の「免責金額」を設けている火災保険があります。

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 【免責金額とは?】 

免責金額とは、たとえ火災保険の補償対象となる事案であっても一定金額以下の損害は被保険者(あなた)の自己負担とすると取り決めた金額のことです。

要するに台風による被害が20万円以下なら払いませんよ。
という事です。



さらに、この免責金額には「免責方式(自己負担額)」と「フランチャイズ方式」がある点にも注意が必要です。

◎免責方式 … 免責金額を超えた場合、被害額から免責金額を差し引いて支払われる方式。

◎フランチャイズ方式 … 免責金額を超えた場合、被害額全額が支払われる方式。

 例)免責金額20万円の場合
◆免責方式
被害額19万9千円の場合 … 支払われません。
被害額20万1千円の場合 … 免責金額20万円を差し引いた1千円が支払われます。

◆フランチャイズ方式
被害額19万9千円の場合 … 支払われません。
被害額20万1千円の場合 … 免責金額に関係なく全額(20万1千円)が支払われます。

被害が出た時に差が出ますね。


保険のパンフレットや契約書に「フランチャイズ方式」の記載は無くても「免責金額を超えた場合は全額補償します」などと書かれている場合もあり、わかりにくい場合が多いです。

よくわからない場合は、一度ご加入の保険会社に問い合わせて確認しましょう。

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この免責金額が設定されている場合、保険の種類によっては窓ガラス1枚程度では免責金額を超えない場合があります。

その際は認められず自費となる事も・・・


ですが、免責金額を超えない場合でも、窓ガラスが破損する規模の台風となりますと、屋根や雨どいにも影響が出ている可能性があります。


自然災害による家屋の被害であるならば火災保険が適用される可能背は高く、合算すると免責金額を超える事があります。

火災保険は被害額の合算でも適応されますので、これを機会に一度家屋の損害を確認して、一括で申請してみてはいかがでしょうが。


最近は、そんな保険請求を前提とした調査をしてくれる修理業者もありますので調査依頼をされるといいでしょう。

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台風被害で保険請求をするための手順 まず何をする?

では、実際に保険を請求する際にどんな手続きをすれば良いのでしょうか。


◆まず、割れた窓ガラスの写真を撮っておくようにしましょう。

日付入りで撮っておくと後々台風による被害である事を証明しやすいのでおススメです。

出来ればデジカメよりフィルム式のものがおススメですが、なければデジカメでも良いのでとにかく現状を撮って保管するようにしましょう。

写真は、被害状況が確認できるようにとっておくことが大切です。

① 被害を受けた建物や家財の全体を撮影した写真。(建物の場合は建物の全景写真)
② 損傷箇所が確認できる写真。
 (四方や上部・室内や屋外などから損害状況がよくわかるように、多方向から撮っておきます。)

以上の点に注意して写真に残しておきましょう。

◆次に、ご加入の保険会社(または担当者)に連絡します。
賃貸の場合は大家さんや、管理会社に連絡しましょう。
窓の場合はそちらの保険で補償してもらえる場合があります。

保険の担当者へ連絡を入れると、手続き方法や現状の調査報告の日取りなどが説明されると思います。

台風被害は地域で集中するため、保険会社の現状調査に日にちを取られる場合などがあります。

この様な場合は一般的に、窓ガラスや玄関などの破損は、保険会社の検証を待っていては防犯上よくない事を踏まえ、現場を先に修復する事が認められています。

ですが念の為、被害報告の電話の際に先に修理して良いかも確認しておきましょう。

その際も前述しましたように、必ず修理前に現状の写真を撮っておきましょう。
保険請求の際に提出を求められます。



◆窓ガラスの修復と保険のお支払
保険の補償の支払いに一定の時間が掛かりますので、修復は先に自費でお支払いしなければならない場合もあります。

手元に費用が無ければ、工務店などに事情を話して保険支払い後のお支払にしてもらうよう交渉してみるのも良いかもしれません。



まとめ

台風の風圧で窓ガラスが割れるケースは最近では珍しいですが、物が飛んできて割れてしまうケースは意外とあるようです。

予防はもちろんですが、割れてしまった時の対策も知っておくと安心ですね。

火災保険は火災のみだけでなく、家屋の破損(老朽化を除く)に対応して入っている保険ですので、様々な事に補償されます。

一度ご加入の火災保険の内容を改めて確認してみてはいかがでしょうか。

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