新盆の服装やマナー 提灯代の相場は?帰れない場合の対処法

最終更新日:2015/04/17

お盆とは、年に一度帰ってくる御先祖様に感謝と、元気な自分を報告する日です。

しかしその風習が庶民に広まったのは江戸時代とされ、それまでは貴族や武士など、一部の名家でのみ行われていた行事でした。

江戸の安定した時代、ようやく庶民にも御先祖様に感謝する「余裕」がでてきたのかもしれません。

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新盆 訪問する際の服装とマナー

基本は、喪服がいいでしょう。
しかし、改まっての訪問ではない場合は華美なものは避け、白のブラウス、黒か紺のズボンやネクタイ、ワンピースなどを選ぶと失礼には当たりません。

装飾品は、葬儀と同じでなるべく控えましょう。
つける場合も華美なものは避け、結婚指輪や、小ぶりの真珠程度にとどめましょう。


お通夜ではないのですから、突然の訪問はマナー違反です。

新盆は意外と忙しいので、お坊さんが来ていたり、お墓参りに出かけていたりすることも考えられます。
必ず、電話などで相手のお家の都合を確かめてから行かれた方がいいでしょう。

訪問したら、まずご主人に挨拶を。
お悔やみの言葉を述べてから、故人との関係を説明して、仏前へお参りしたい旨をお話ししましょう。

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提灯代・供物代はいくら包めばいい?相場は?

古来は、故人へ供える提灯を持参する習わしが始まりとされていて、現在の住宅事情から提灯そのものではなく「提灯代」を渡す風習となっているようです。

その際は、現金でお包みするのもいいですが、お供えを用意するといいでしょう。

故人と親しかったのであれば、その方が好きだった物を。そうでなければ、少し高価な 質の良いお線香 や、 御供花の描かれた和蝋燭 や華やかでない 和菓子(水ようかん等) などのお盆に備えた消耗品がいいと思います。


現金の場合の相場は、通夜やお葬式の「香典」ではないので、あいさつ程度の感覚でいいと思います。(それこそ、提灯代程度で)

会社関係なら3千円~1万円の範囲で、相手の役職に応じて用意します。

知人なら3千円~5千円の範囲で、自分の気持ちで決めてもいいでしょう。

気さくな間柄なら、3千円程度
この場合は、ご家族に顔を見せてお悔やみや励ましを述べる事の方が大切です


また、親戚関係場合は、
義理のご両親・祖母や祖父などの場合で1万円~3万円程度。
その他のご親戚で5千円~1万円程度と思われます。

※上記はあくまで目安です。
地域やご家族ごとに価値観は違います。
出来るなら周囲の意見を聞き、相場を確認した方がいいでしょう。


表書きは、そのまま「提灯代」では直接的過ぎますので「御献灯料」もしくは「御供物料」あたりが妥当です。
宗派によっては「玉串料」や「御仏前」でも通りますが、解らない場合は「御献灯料」が無難です。


訪問の連絡を入れた際、何も持ってこないようにと遠慮されることも少なくありません。

それでも持って行く場合、お気持ちですので断られることは無いと思いますが、現金ですと逆に気を遣わせてしまうので、お供えの形で故人の好きだったものなどを2・3千円程度で用意してゆくと良いでしょう。

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新盆へ帰れない場合の対応とは?

昔は「盆暮れ(正月)」には会社も商店もお休みして、みんな実家に帰り、親や親族に元気な姿をみせて安心させるのが当たり前でした。

しかし今の社会では、盆も暮れも仕事で休めない場合があります。

それでも「新盆なので…」と言えば、たいていの良識ある上司や同僚なら率先してお休みをとらせて頂けるとは思うのですが、残念ながらそれも出来ないケースも多いようです。

その場合は、お休みを取ろうとしたけど取れなかった旨を電話などで説明し、時期はずれるけど必ずお参りに行くことを伝えましょう。

ずらす時期は、出来るだけお盆の前に取ることをおススメします。
お盆の後だとどうしてもルーズな印象を与えてしまいますので。


お参りは、遠く離れていても手を合わせる気持ちが大切です。
普段はしなくても、13日~16日の間は、朝起きた時にでも手を合わせる時間を持ちたいものです。



まとめ

昔の会社員は「奉公人」と呼ばれ、住込みで一日中働いていました。
もちろん、土・日・祝のお休みもありません。

そんな彼らが休みを与えられたのが「お盆」と「お正月」の二回だけでした。

その貴重なお休みには普段帰ることが出来ない実家に帰り、ご両親と集まった親族に元気な姿を見せていました。

今は昔と違って通信手段も発達し、帰らなくても元気な自分を報告することは出来ます。

しかし、やはり直接姿を見て声を聞くというのは、ご両親に大きな安心を与えます。

もし、今年新盆を迎えられるのがご両親のどちらかであれば、お見送りされた親御さんは、今年の夏はとても寂しい思いをされていることでしょう。

職種によってはお盆に帰ることは難しいかもしれませんが、昔の奉公人よりはお休みがあると思います。

ぜひ、元気な姿を見せて、親御さんは一人ではない事を教えてあげてください。
そして、逝ってしまわれた親御さんの思い出を一緒に語り、おもいきり故人を忍んであげてください。

それだけで、心は軽くなるのですから。

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