目黒のさんま祭りは2回ある?2015日程と混雑 子供連れは注意が必要?【品川区編】
「目黒のさんま祭り」と言えば、毎年ニュースでも取り上げられるのでご存知の方も多いと思います。
毎年新鮮なサンマを取り寄せて、並ぶ人々に無料で配布して下さる、とても豪気なイベントです。
しかしこのイベント、実は2回ある事をご存知でしょうか?
目黒のさんま祭りは2回ある?その違いは?
毎年人気の「目黒のさんま祭り」は、品川区と目黒区でおよそ2週間をあけて催されます。
どちらも落語の「目黒のさんま」にちなんでいて、新鮮なサンマの美味しさと地域振興の目的で開催されます。
落語・目黒のさんまとは…
庶民の味・サンマを食べた事もないお殿様は、脂ののったサンマの美味しさにいたく感動しましたが、お屋敷の御膳にサンマが並ぶことはなく。そこで、親戚の屋敷へ招待されたときにサンマを所望しましたが、そこの家来たちがお殿様を気遣い、最高級のサンマを蒸して脂を抜いてしまいました。
お殿様が一口食べましたが、脂の抜けたサンマは美味しくもなんともない。
そこでお殿様は質問します。殿「このサンマはいずこより取り寄せた?」家来「はい、日本橋魚河岸にてございます」殿「それはいかん!サンマは目黒に限る!」
海の無い目黒でサンマが獲れると思っていた、大名の世間知らずを笑った落語です。
主催者は、品川区が「目黒駅前商店街振興組合青年部(通称・め組)」に対して、目黒区は目黒区の文化・交流課となっています。
違いは、サンマの産地「岩手県産」と「宮城県産」で、添えられるのが「スダチ」か「カボス」かという事でしょうか。
「スダチ」と「カボス」…
どちらがよりサンマに合うのかを食べ比べに、両方のお祭りに行ってみるのも楽しいかもしれませんね。(笑)
どちらも新鮮なサンマを無料配布とあって、毎年長蛇の列ができます。
心してお出掛け下さいね。
では、今回は先に開催される品川区の「目黒のさんま祭り」についてお話しします。
品川区の目黒のさんま祭りとは?2015日程と混雑予想
品川区の目黒のさんま祭りは品川区の友好都市・岩手県宮古市から脂ののった新鮮なサンマを提供いただいて、炭火で焼いて、徳島県名西郡神山町のスダチを添えて配られます。
(天候などによりサンマが焼けない場合は、生で配られる場合があります)
開催日:2015年9月6日(日)
時間:10:00~14:00(終了時間は予定)
※さんまの配布が無くなり次第終了です。
会場:目黒駅前商店街
アクセス:JR・地下鉄「目黒駅」東口下車
当日は10時開催ですが、3時間~5時間待ちは当たり前。
去年は目黒駅どころか、五反田駅の辺りまで列が出来たとか。
遅くとも開催時間の2~3時間前、つまり7時頃には並び始める事をおススメします。
品川区の目黒のさんま祭り 子供連れの注意点
当日は長蛇の列が予想されます。
長時間待ちは、お子様に多大なストレスとなるでしょう。
なにか気を紛らわせるようなもの(本やゲーム等)を持たせておく事をおススメします。
トイレは目黒駅前ですので、コンビニなどの店舗の他、駅ビルなどもありますので、行列はあるかもしれませんが困ることはないと思います。
ですが、行列から出てしまう必要があるので、お子さんのトイレに付き添う大人(お母さん)の他に、誰か列に残ってくれる大人と一緒に行かれる事をおススメします。
また、9月とはいえ残暑が厳しく、かなりの暑さが予想されます。
熱中症の対策は万全にしておきましょう。
まとめ
地域振興とサンマの美味しさを伝えるための「目黒のさんま祭り」。
大変人気で毎年長蛇の列ですが、食べた方は皆「美味しい」と大満足です。
脂ののった質の良いサンマは、お魚嫌いのお子さんでも美味しく食べて頂けるでしょう。
ぜひ食べてみて下さい。
とはいえ、9月はまだまだ残暑厳しい季節です。
くれぐれも熱中症対策は万全に、秋の味覚を楽しんでくださいね。
次回は、さんま祭り【目黒編】を紹介します。