猫の静電気対策 防止と除去法を紹介 原因はブラッシング?
乾燥がひどくなる秋冬の季節になってくると、気になりだすのが静電気。
せっかく猫が仲良くしたいとすり寄ってくるのに、パチパチパチ…
可愛い猫に思わず撫でようと手を伸ばした途端にパチッ!
そんな困った静電気を簡単に防止・除去できる対策を探してみました。
しかし…猫は意外と平気な顔をしていますよね。
そもそも猫に静電気対策は必要なのでしょうか?(笑)
猫の静電気対策 防止や除去はできる?
静電気の防止には、静電気を起こさせない環境作りが必要です。
対策法は、人間とあまり変わりはありません。
お部屋の乾燥に注意
人間でもそうなのですが、空気が乾燥していると静電気が発生しやすくなります。
加湿器などで部屋の湿度を整えてあげると、静電気の発生を抑えることが出来ます。
理想は湿度60℃以上ですが、地域やお部屋によっては結露の原因ともなりますので、注意が必要です。
そんな、加湿器を用意できない方は、玄関や居間に水を入れた霧吹きを置いておいて、お出迎えに来てくれた子に噴きつけたり、パチッと来た時に噴きつけてあげると加湿器代わりになります。
(猫が驚かない程度に慣らしながら使ってあげて下さいね。)
静電気がひどい場合はお湯に浸したタオルを絞り、猫の身体を拭いてあげるだけでも効果が期待できるようです。
服装に注意
猫もそうですが、静電気は人側の帯電によっておこる場合もあります。
乾燥する季節には、帯電しやすい服装は避けるのも有効です。
フリースやナイロン、化学繊維のものは静電気が起きやすいです。
猫の静電気対策 ブラッシングが原因?
ブラッシングの際にもブラシと毛皮の摩擦で帯電します。
しかしブラッシングは毛繕いと同じで猫との距離を縮める効果がありますし、皮膚病のチェックのためにも必要です。
最近は、静電気予防のシャンプーやリンスもあるようですが、その中ではコンディショナーが一番効き目があるようです。
ですが、猫をお風呂に入れるのは大変ですよね。
そんな場合はブラッシングの前に霧吹きで軽く湿らせてあげると、加湿も出来て帯電を減らすことが出来ます。
人間用の静電気対策放電キーホルダーなどは、猫にも効果があります。
いろいろ試してみるのも良いかもしれません。
猫をブラッシング前に壁や床などに触れ、放電してから触ると比較的発生を抑えられるようです。
また、触る前に手を洗う、ハンドクリームを塗るなどでも有効なようです。
猫に静電気対策は必要なのか。
そもそも、猫に静電気対策は必要なのでしょうか?
その答えは、貴方にあると言えるでしょう。
猫は、乾いてくると自らを舐めて毛繕いを始めます。
これは、ダニなどの有害な虫から身体を守るためが主な理由ですが、パチパチと静電気が煩わしい場合でも行うようです。
このように、ある程度であれば自分で不快を取り除こうとしますので、飼い主さんご自身が猫に触れる際に気にならないのであれば、敢えて特別に何かしてあげる事も無いかと思います。
しかし、この記事に目を止めると言うことは、おそらく一度は猫ちゃんからの静電気の経験があり、困ったことがあるのでは?
スキンシップしたいのに静電気が痛くてイヤだと感じるようでしたら、対策をとられることをおススメします。
飼い主さんが気になるくらいですから、ひょっとしたら猫も我慢しているだけかもしれません。
まとめ
猫に限らず、毛皮を持つ生き物は静電気を帯電しやすいです。
特に乾燥しやすい季節になりますと、猫は身体をあちこちに擦り付ける習性があるためか静電気は多いです。
『パチッ』とくると、人はもちろん猫も驚いたりする場合があります。
せっかく甘えてくれる貴重な機会を逃さないためにも、普段からの静電気対策は行っておいた方が良いでしょう。