扁桃腺が腫れて痛い時の対処と予防 熱や咳がなくても病院へ行くべき?
季節の変わり目には必ず体調を崩し、すぐ扁桃腺が腫れてしまう方も多いです。
特に熱や咳がない場合は病院に行くのも大袈裟かなと考えてしまいますが、それで何度も悪化させては、ご飯ものどを通らなくなって困ってしまいます。
実は私もそんな性質でした。
こんな厄介な扁桃腺の腫れ。対処法をご紹介します。
扁桃腺が腫れて痛い時の対処法とは?
・ 医者にのどに薬を塗ってもらう。 これは即効性があります。
私は扁桃腺が腫れると必ず長引くので、さっさと病院へ行って薬を塗ってもらいます。
のどに直接薬を塗ってもらう際は「オエっ」てなるのが苦痛なのですが、それさえ我慢すればすぐに治ります。
最近はなかなか薬を塗ってくれるお医者様は少なくなりましたが、こちらからお願いするとたいていは塗ってもらえます。
耳鼻科などでも処置して下さるので、のどの痛みだけなら耳鼻科でお願いする方が早いかもしれませんね。
・ イソジンでうがいをこまめにする。 イソジンは商品名なので出していいのかわかりませんが、うがいは大切です。
(個人的に使った市販薬の中では、この「イソジン」が一番よかったです。)
塩水でうがいをすると良いと言いますが、扁桃腺が腫れた状態ではあまり効き目が無い気がします。
私は、塩水はあくまで予防だと考えています。
扁桃腺が腫れている状態というは、体内の抗体が雑菌と戦っている状態ですので、清潔にして抗体を援護してあげて下さい。
治療としての即効性は期待できませんが、悪化を抑える事はできます。
・ ビタミン点滴・にんにく注射をする 私は実践したことはありませんが、風邪予防には効果絶大だと聞いたことがあります。
また、風邪のひき始めでも効果はあるそうですので、風邪をひくとすぐ扁桃腺が腫れる方は治療の一環として試してみても良いかと思います。
ちなみに保険診療外です。
1回2,000~3,000円が相場のようですね。
扁桃腺の腫れ 熱が無くても病院へ行くべき?
もちろん、ひどくなる前に病院へ行かれる事をおススメします。
朝起きてのどが痛い…
その程度でしたら塩水のうがいや緑茶で十分ですが、腫れてくるという事はのどにいる雑菌が何か悪さをしている可能性があります。
熱がないのに病院へ行くのは大袈裟に思える。
そんな方はぜひ耳鼻科(耳鼻咽喉科)へ行って、直接薬を塗って下さいとお願いしましょう。
酷くなると、ご飯どころか水を飲むのも辛くなってしまいます。
扁桃腺が腫れて痛くなる前の予防法は?
・ 予防には熱い緑茶がおススメ 特定の地域ではお茶うがいが習慣化されているほど緑茶の殺菌効果は侮れません。
私も毎朝、薬代わりに緑茶を飲み始めるようになってから風邪をひきにくくなりました。
また、朝起きた時から引きずっていたのどの渇きやガラガラした感じもすっきり取れます。おススメです。
・ 手洗い・うがいをする習慣を身に着ける 特に炎症や腫れではなく、違和感程度でしたら基本のうがい手洗いを徹底するだけで予防になります。
ただ、注意したいのが「やり過ぎる」こと。
うがいをやり過ぎると、のどの保護に必要な粘膜まで流してしまい、のどが無防備になってしまう事があります。
あまり過敏にならず、外出から帰ってきたり、寝る前と起きた時などにうがいをするくらいでも十分です。
まとめ
扁桃腺の腫れは体質もあるようなのですが、慢性化してしまうと熱をよく出すようになったり、風邪が悪化しやすくなるなど、放っておいてもよくなる事はありません。
早めに病院に行き、処方してもらうようにしましょう。
また、扁桃腺の腫れにはまれに重篤な病気の要因が隠れていることがあります。
繰り返すようであれば、耳鼻咽喉科で詳しく検査してもらうことをおススメします。