さつまいもを大量に消費する料理は?余った場合の保存方法と期間
秋の味覚の代表格、さつまいも。
この時期は行楽で、遠足で、お子さんが大量においもを掘って帰ってくる事も多いでしょう。
それこそ、何人もお子さんがいらっしゃる場合は大量になって困ってしまう事も…
そんな、嬉しくも困った大量のさつまいもの消費方法や保存方法を紹介します。
さつまいもを大量に消費する方法は?
なかなか食べきれない大量のさつまいも、一番良い消費方法はやはり「おすそ分け」ではないでしょうか。
ご近所の方へ配るだけでも自力で食べるよりは早いはず。
ですが、ここで注意が一つ。
お子さんが大量に掘って帰ってきたさつまいもの場合、ご近所のママ友さんには配りにくいという事です。
ママ友さんは、当然お子さんのお付き合いから始まったお友達です。
なので、お子さんの年齢や学校も同じであることが多いので、同じようにさつまいもの処分に困っている可能性が高いからです。
そんな場合は、お互いさつまいもを持ち寄って一緒に料理してしまう手もあります。
ママ友さんのレシピを教えてもらったり、お子さんもお友達と一緒に食べる事によって食が進み、意外と多く消費することが出来る場合もありますよ。

また、ご両親がお近くに住んでいる場合はぜひおすそ分けを持って行ってあげましょう。
お孫さんが掘ったさつまいもとあれば、スーパーで買うより美味しいはず。
遠方にお住いの場合は難しいかとは思いますが、お近くの場合はぜひ持って行ってあげて下さい。
さつまいもを大量に使う料理は何?
お料理で消費する場合は、素材そのまま使えるレシピの方が大量に消費できます。
料理してからおすそ分けしても喜ばれると思いますよ。
- さつまいもの天ぷら
薄切りにして、衣をつけてあげるだけの、簡単で美味しい秋の味覚です。
王道ですが、一度に大量消費するのはやはりコレでしょう。
さつまいもをさいの目に切って、かき揚げにするのも美味しいですよ。
- がねあげ
皮付きのまま細くひょうし切りにしたさつまいもに、少量のしょうが(みじん切り)を混ぜて衣を付けてあげます。
おつまみに合う大人の味です。
※レシピはコチラ ⇒「KKTテレビ・テレビタミン」
- さつまいもの「おさつチップス」
おやつにピッタリで大量消費も可能な料理です!
こちらはノンフライでも楽しめます。
※レシピはコチラ ⇒「✿ノンフライさつまチップ✿(クックパッド)」
余ったさつまいもを長期保存する方法と期間
さつまいもの保存は常温が適切です。
聞いた話ですが、冷蔵庫では寒すぎて「しもやけ」をおこすそうです。
5℃以上で、10℃くらいが適温です。
掘り出したままの泥付きさつまいもを、切らずに天日干しして乾燥させ、湿気ないよう、新聞紙やおがくずに包んで保存すると2~3ヶ月程度保存できます。
保存中は水分が天敵ですので、必ず乾燥した風通しの良い場所に保存して下さい。
※さつまいもが変色したり、ぶよぶよしてたり、変な臭いがした場合は食べずに処分して下さい。
干し芋も保存に向いています。
作り方
① さつま芋を蒸します。
蒸しは大変重要です。ゆっくりと1時間ほど蒸して、20分ほど余熱で蒸らすと甘みが増すのでおススメです。
② 蒸したさつま芋を1㎝程度の厚みに縦に切り、ザル、または干し網に重ならないように並べて天日干しにします。
※輪切りより縦切りの方が、食感が良くなります。
③ 定期的にひっくり返しながら、3日~4日ほど天日干しを繰り返して、指で押した時に外側が乾燥していて中に弾力を感じる程度になれば食べ頃です。
※干し芋に雨は天敵です。雨の日は必ず室内に避難させましょう。
④ 保存は乾燥しすぎないようジップ付き密封袋に入れて、冷蔵庫で保存して下さい。
食べる際は冷蔵庫から取り出し、常温に戻すか、ストーブやトースターなどで軽く炙って食べると美味しくいただけます。
干し芋の場合は、冷蔵で1ヶ月、冷凍で3ヶ月が目安だと思ってください。
この期間以降でもカビなどが出来てなければ大丈夫だとは思いますが、食べてみてなんだか粘つくと感じられたら食べるのはやめた方がいいので注意が必要です。
まとめ
さつまいもは元々保存食として水分の少ない土地で栽培されました。
水気には弱いですが、乾燥には強い食材です。
掘り出してすぐより、数カ月置いた方が甘みが増して美味しくなるくらいですので、大量に手元に残ったとしても焦る必要はありません。
きちんと保管して、ゆっくり美味しくいただきましょう。