雨の自転車通学レインコートのフードが風に飛ばない方法や水濡れ対策
梅雨など雨の日に自転車通学をする際に、風でフードが飛びそうになった事はありませんか?
あわてて手で押さえてみるものの、それでは危険な傘さし運転と変わらないので、レインコートにした意味がありません。
強風にフードが飛ばされない方法と、最近の雨に合うレインコートのタイプや水濡れ対策を紹介します。
(※このサイトでは、レインウェア全体を指して『レインコート』と表記しています。)
レインコートのフードが風に飛ばされるのを防ぐ方法とは?
もともとレインコートは屋外で作業する方たちのために作られた雨具でしたので、通学や通勤を想定しては作られていませんでした。
一般的なレインコートはフード部分にゆとりを持って作られている事が多いので、快適に使いたいのなら自分用に改良する事も考えてみましょう。
フードの下にキャップを被って、ヘアピンなどで固定すると良いですよ。
キャップは、100均などでも売っているツバが透明になっているサンバイザーがおススメです。
日焼け止め用にツバが広くなっているし、透明なので前方の視界が狭まることを防ぐことが出来ます。
(多少は狭められてしまうので注意は必要です。)
それに、100均のサンバイザーだと雨水で傷んでも買い替えが簡単に出来ます。
私もこの方法で通勤していますが、激しい雨でも目に当たる事が無いので、視界が良好で大変助かっています。
しかし、通学では帽子をかぶること自体が禁止されている場合もありますよね。
そんな場合は、100均などで売られている帽子が飛ばないよう紐のついたクリップをフードの両端に付け、顎に引っ掛かる形にすると良いですよ。
レインフードに付いている紐は滑りやすく、結んでもほどけやすいですが、こちらならつける位置によって長さの調節も出来ますし、フードが風に飛ばされにくくなります。
紐を結ぶ手間も省けますし、便利ですよ。
さらに、こちらは少し手間にはなりますが、自分の顔の大きさに合わせてマジックテープを縫い付けると簡単に脱着出来て、さらに強風でも飛ばされにくいフードが出来上がります。
マジックテープも100均で手に入りますので、試してみてはいかがでしょうか?
ただし失敗すると大変なので、取りあえず安いレインコートで試してみましょう。
この様に購入の際にひと手間かけておけば、梅雨の時期などに慌てることなく対策出来るので便利ですよ。
レインコートはセパレートタイプとポンチョタイプのどっちが良い?
レインコートは、大きく2種類に分けられます。
被るだけの「ポンチョ」タイプのものと、上着とズボンに分かれた「セパレート」タイプのものです。
こちらではタイプ別の長所と短所を紹介します。
まず、ポンチョは脱ぎ着は楽ですが、風に弱く、強風に煽られるという弱点があります。
また、足元がカバーされていないので、最近の豪雨に対するとカバーしきれない面がありあます。
ただ、上下に分かれていない分たたみやすくコンパクトに収納できるので、持ち歩きやすくはあります。
長靴(レインシューズ)とフットカバーを合わせて使えば、足元の弱点もカバーできます。
次に上下セパレートの場合は身体にフィットするものを選びやすいので風に強く煽られにくいです。
また、ズボンを「穿く」ので足元までカバーできます。
しかし脱ぎ着が難しく、スカートの制服などの場合はズボンが穿けないため、穿き替える必要が出てきてとても手間取ります。
また密着性が高く、レインコートであるため通気性が悪く、蒸れやすいです。
以上の事から、
● 雨風が強い、長距離を走る、スピードを出す
⇒ セパレートタイプがおススメ。
● 短距離で済む、スカートである必要がある、蒸れるのがイヤ
⇒ ポンチョタイプがおススメ。
となりますが、私の個人的なおススメで言えば断然『セパレート』タイプですね。
安全性が違います。
私はずっと自転車通学・通勤で、レインコートは必須でしたのでどちらも使用したことがありますが、最近の豪雨や強風は強烈で、風に煽られてしまうと本当に危険です。
なので自然と、風を受けないデザインであるセパレートタイプを選ぶようになりました。
もちろんスカートの制服を着替えるのは面倒ですが、それを差し引いても私はセパレートの安全性をとっています。
雨の日の水濡れ対策 髪やカバンはどう防ぐ?
いかに上手にレインコートで雨風を凌いだとしても、それでも濡れるのは避けられません。
そのためにも普段から雨の日用に、学校のロッカーにタオルや着替え(せめて靴下)は用意しておくと安心です。
特に、前髪が濡れると見栄えも悪く恥ずかしいですよね。
なので、タオルで拭いた後に整えられるよう小さな旅行用のヘアスプレーも置いておくと便利ですよ。
ロッカーが無い場合は、タオルやヘアスプレーなどを入れた雨の日用のポーチを準備しておいて、雨の日には持って行けるようにしておくと朝に慌てる事が無くなります。
このように、ある程度は到着してから整えられるように用意しておく事は大切です。
そして、カバンが濡れるのを防ぐのに便利なのは、ずばりゴミ袋です。(笑)
見栄えさえ気にしないのであれば、カバンを袋の中に入れてハンドル部分に結び付けるだけで雨風を完全に凌げますし、使った後は一晩乾かして、普通にゴミ袋として捨てるだけなので、汚れる事も気にせずに使えます。
急な雨に供えてカバンに常備しておいても邪魔にはなりませんのでかなりおススメですよ。
見栄えはよくありませんけど・・・ね。(笑)
まとめ
最近の梅雨時期は、雨風が激しくなる傾向にあります。
それに伴い、傘を差しての片手運転はますます危険になってきました。
今年からはぜひフードをしっかり固定して、風に強いレインコートを着ていくようにしましょう。