浴室の黒カビ対策 梅雨でも簡単落とし方や防カビ方法から乾燥まで紹介
お風呂場のカビ対策には気を遣いますよね。
特に、梅雨時などはカビの発生が気になるところです。
しかし日頃少し気を付けるだけで特別な掃除をする事もなく、梅雨だろうが年末だろうが浴室のカビを抑える事が出来るんです。
そんな浴室のカビ対策、実際に私が行って有効だった方法を紹介します。
浴室の黒カビ対策その1 簡単カビの落とし方
カビは生やさないことが大前提です。
しかし、そうは言っても生えてしまうカビ。
取り除くにはどんな方法があるのでしょうか。
はじめに表面のカビを取り除きましょう。
これにはお酢がおススメです。
以前住んでいたマンションで使用したことがありますが、布に使わなくなったお酢を染み込ませて拭くだけで、ビックリするほど取れました。
しかしこれは表面だけの措置で、1ヶ月も経たずに元通りに戻ってしまいました。
おそらくは、根まで死滅できた訳ではなかったからでしょう。
それに、タイルの目地にはあまり効きません。
目地などの、ひどくこびり付いたカビには、カビ用のパックが有効です。
キッチンペーパーを浴室の壁にあて、カビ落とし用洗剤を塗布。さらにその上からラップをあてます。
そのまましばらく置いておくと、少し擦るだけでカビは簡単に取れるようになります。
カビは死んでも根が残ります。
これを放っておくと再びそこからカビが復活してしまいますので、しつこいカビには重層を使って磨くのもいいでしょう。
ひどい場合は、何度か繰り返す必要がありますが、定期的に掃除するうちにキレイになっていきます。
最初から、すべてを落す必要はありません。無理をせず、段階を踏んでキレイにしましょう。
面倒ですが、最初にきちんとカビを取り除くことが出来れば、あとは楽に予防ができます。
頑張りましょう。
そして、最後は綺麗に洗い流します。
お酢も、重層も、残ると逆にカビの温床となります。
洗い流した後は乾いた布で天井や壁面、床を拭き取り、しっかりと換気をします。
後でも再度述べますが、実はここが一番大切な過程ですので換気は徹底するようにして下さい。
浴室の黒カビ対策その2 簡単防カビ方法
カビは、一度生えてしまうと深く広く根を張ります。
そうなってしまうと、なかなか取れるものではありません。
そうなる前の予防がとても大切になってきます。
しかし難しい事ではありません。
日頃の、少しの習慣でカビは簡単に防ぐことが出来るんです。
どこかのCMではありませんが、カビは天井から発生し、拡がります。
つまり、天井のカビを防ぐことは、お風呂場全体のカビを防ぐことにも繋がるんです。
お風呂場を使用後は、天井まで拭いて湿気を残さない習慣をつけましょう。
毎日する必要はありません。
私も、面倒くさい時は週1~2回程度しか拭かないです。(笑)
また、定期的にアルコールで天井を拭くと効果的です。
アルコールがない場合は、水で薄めたカビ用洗剤・漂白剤でも有効です。
(洗剤3に対し、水7くらいの割合で使用します。)
きちんと湿気を乾拭きしてから、天井に塗るような感覚で使います。
後は、やはりCMではありませんが、銀イオンはかなり効果があります。
煙で燻す、銀イオンです。(笑)
↓ ↓
【お風呂の防カビ燻煙剤】
![]() |
【お取り寄せ商品】【ライオン】ルック おふろの防カビくん煙剤 5g 【お風呂の防カビ燻煙剤】 【LION】【P25Jan15】 価格:540円 |
今ではいろいろ出ていますが、私はやはり『銀イオン』(3個セット)がおススメです。
※上記はあくまで紹介です。もちろんホームセンターなどで安価で販売されていますので、こちらで購入する必要はありません。
1~2ヶ月毎にこの銀イオンを繰り返すことで、カビの発生をかなり抑えることが出来ます。
ただしこれはお風呂のピンク汚れには対応しておりません。
ピンク汚れについてはサイト内記事『お風呂のピンク汚れをこすらず簡単に落とし予防する方法』を参照ください。
アルコール拭きは、2週間に一度が良いとTVでやっていたのを観ましたが、私は面倒くさいので、月に1度、銀イオン作業の前にカビ用洗剤で天井を拭くようにしています。
これだけで日頃忙しくあまり洗剤で洗う事ができていない家の浴室でも、カビはほとんど見かけません。
(浴槽内部だけは毎日きちんと洗ってますが。)
〓 天井 〓
もちろん壁にもカビは無し。
〓 壁 〓
床には少しピンク汚れ(カビ)がありますが、築20年の中古なので、それは仕方ないかな、と思っています。
気になるのであれば、カビ用洗剤で浸け置きすれば十分落とせますし。
中古でこれなら新築の方は早めに始めておくと、お風呂場のキレイが長持ちすると思います。
ぜひ試してみてください。
年末など大掃除の必要が無くなりますよ。
また、お風呂のイスや、洗面器などは使用後、こまめに掃除するようにして下さい。
と言っても、洗剤でゴシゴシ擦る必要はなく、手やで軽く撫でる程度で大丈夫です。
触ってみるとわかると思いますが、お風呂の道具は一度使うと意外とザラつきが残ります。
素手に抵抗がある方は、洗剤も何も付けていないスポンジでシャワーを当てながら撫でるだけでも大丈夫です。
特に、イスと洗面器は直接肌や石鹸に触れる事が多いので、一番ザラついています。
しかし、使用後すぐでしたら手で撫でるだけでも簡単に落とすことが出来ますので、こまめに洗う習慣をつけ、頑固な汚れを作らないようにしましょう。
浴室の黒カビ対策3 乾燥は徹底的に!
実はこのお風呂場の換気は最も重要な手順となります。
私が以前住んでいたマンションは、換気扇が1つ付いているだけの窓のないユニットバスでした。
最近はそういう作りの所が多いそうですが、これでは換気機能は不十分です。
現にこのマンションの天井にも、黒カビが多く発生してしまいました。
出来るなら、換気口はお風呂場に2つ付けましょう。
風の流れを作るために、対角線の位置にあるのが理想です。
しかし、今あるお風呂場に換気口が1つしかない場合は容易に追加で設置することは出来ないと思います。
そんな場合は、お風呂を使ったあとの水拭き・乾拭きをしてから、浴室にある唯一の換気口(窓または換気扇)を開けます。
次に、お風呂場の扉を開いて、隣接された洗面所か近くのトイレの窓を開けて、2ヶ所以上の換気口を確保します。
風の流れが悪い時は、扇風機やサーキュレーターなどで人工的に流れを作る事も手段としては有効です。
浴室の黒カビ対策 まとめ
発生してしまったカビを落とすことは少し面倒ではありますが、防カビじたいはあまり難しい事ではないと思います。
日々の清掃は、もちろん大切です。
特にお風呂場を使った後は、目に見えなくても水垢や石鹸の泡が飛び散っています。
しかし、お風呂から上がる前にきちんと手やスポンジで軽く拭き取っておけば、汚れもしつこく残る事はありません。
その日、最後にお風呂を使われた方がきちんと水で洗い流す習慣をつけましょう。
そして、最後はやはり換気です。
床や壁、出来れば天井までしっかり拭いて、換気口を開けるようにするだけで、格段にカビの発生を抑えることが出来ます。
= 関連記事 =
>>お風呂のピンク汚れをこすらず簡単に落とし予防する方法と汚れの正体
>>浴室やトイレに置けるすぐに枯れない植物の選び方や手入れの注意点
>>冬のヒートショック対策 浴室や脱衣所に必要な暖房器具の選び方
>>梅雨時の肌をキレイに保つ 乾燥や肌荒れ・トラブル解消法とは?