青森ねぶた祭りをキレイに撮影するコツや迫力のある写真を撮る方法
東北三大祭りのひとつ「青森ねぶた祭り」
せっかくだから、ねぶたの迫力やお祭りの楽しい雰囲気・思い出なんかを写真におさめて帰りたい。
しかし、夜に動く巨大なねぶたを写真に収めるには、どうしたらいい?
そんな、ねぶたの迫力やお祭りの雰囲気やブレない・ボケない写真を撮る方法など、感動を写真におさめる撮影のコツを紹介します。
青森ねぶた祭りをキレイに撮影する方法
ねぶたの撮影には「望遠」は必須です。
最前列の場所が撮れたとしても、場所によってはねぶたや行列を遠く感じる事があります。
特にねぶたは、高ければ5mにもなります。
出来るだけ望遠できるカメラを用意しましょう。
また、ねぶた祭は夜だけではありません。
もし早めに青森市内に入れるのなら、昼のうちにアスパム通りの「ねぶた小屋」に行っておきましょう。
出陣前の「ねぶた」を撮ることができます。
動きこそないものの、昼に撮るねぶたは色鮮やかで夜とは違う雰囲気があります。
ぜひどうぞ。
ねぶたの迫力や雰囲気を写真におさめるコツ
さて、いよいよ本番の夜になります。
写真を撮る際に重要なのが撮影する場所です。
もしあなたが写真をメインと考えるなら、無料の場所とりではなく、有料でも桟敷席を取ることをおすすめします。
何故なら、良い場所の前列は大抵有料席となってしまっているためです。
しかしそこまで本格的にこだわらないのであれば、特別有料席を予約しておく必要はありません。
出来るだけ前列に場所取りできるよう頑張りましょう!(笑)
※場所取りについてはサイト内記事「青森ねぶた祭の場所取り方法や時間と見どころ」を参照してください。
続いては写真を撮る位置や角度も考えましょう。
実際ねぶたは、平面ではなく立体的に細かく創り込まれています。
正面からみる光景と、斜めや横から観た光景では表情が全く違うんです。
【正面】
【横】
そして、この表情の違いこそがねぶたの迫力に繋がります。
正面だけの写真だと単調になり、平面的でイマイチねぶたの迫力が伝わりません。
写真を撮るならぜひ正面だけでなく斜めや横方向からも撮ることをおススメします。
最前列でねぶたに近づけたならアオリのショットを入れるのも迫力があって良いですね。
恥ずかしがらずに地面から見上げるように下から撮ってみましょう!
さらに、ぜひ「ねぶたの後姿」もおさめておきたいですね。
前から観るのとは全く違うねぶたがあるはず。
とても思い出深い「ねぶた」が撮れると思いますよ。
ブレない・ボケない写真を撮るには?
写真は、夜でもねぶた自体が光っているため光量などはあまり気にせず撮ることが出来ます。
ねぶたは大きいですし、さほどスピードも出さないので、余程のことでもない限りブレる事もないでしょう。
コツは、被写体をカメラやレンズだけで追わずに、身体ごと追いかけるように撮影することです。
そうする事でカメラが固定され、ブレにくくなります。
マナーを守ってキレイな写真を目指しましょう。
問題はねぶたより周囲の人・・・扇子持ちやお囃子・曳き手やハネトの方々を撮影する時。
これには注意が必要です。
※ハネトについてはサイト内記事「青森ねぶた祭はハネトで踊ろう!」で説明しています。
ねぶたを背にしてしまうと逆光のように黒くなってしまうので、ねぶたを前にする位置から狙いましょう。
ピンぼけを防ぐコツは、あらかじめ一ヶ所にピントを合わせておいて、その場所に被写体が来た瞬間にシャッターを押すと良いでしょう。
シャッターを押すタイミングは少し早いかな?と思った時点で押すのが良いでしょう。
今だ!と頭で考えてから実際にシャッターを押すまでには、わずかですが時間がかかります。
カメラに慣れていないと、このわずかな時間の誤差がよく解っていないのでズレやピンボケの原因となります。
ですので、少し早いかな?というタイミングでシャッターを押されるのがちょうど良いと思います。
最後に。
露出がどうとか、絞りがこうとか、シャッタースピードがどうだとか、専門的なことを期待されていた方がいらっしゃったらすみません。
私はプロではありませんので、そのあたりはよく解らないのです。
この記事は、あくまで素人がデジカメで気軽に「ねぶた祭り」を撮影する場合のコツや注意点だと考えていただけると助かります。
あなたが、お祭りの楽しい思い出を写真に残せるよう参考にして頂けると幸いです。
では楽しいお祭りを!
関連記事(サイト内記事)
・参加型で楽しみたい方は「「青森ねぶた祭はハネトで踊ろう!参加方法や注意点」
・場所取りについては「青森ねぶた祭の場所取り方法や見どころ」
こちらもぜひ参照ください。